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新生活・二人暮らしのスマホ代
二人暮らしのスマホセット割は本当に得?
割引から必須オプション代を引いて計算
「最大1,100円割引」は1回線あたりの見出しです。二人暮らしで本当に得かどうかは、二人分の割引合計から、セット割のために世帯で追加する電話・オプション代を引いて初めて分かります。この計算で、BIGLOBE光・auひかり・SoftBank Airの3サービスを比べます。
公式情報の確認日:2026年10月26日(日本時間)。金額は税込。実使用レビューではなく、公式の料金・割引・適用条件に基づく計算です。自宅ネット自体の月額(光回線料・Air基本料)は「新生活で元々必要なもの」として、この計算では差し引いていません。
この記事の計算式:割引合計 − 必須オプション代
2回線分のセット割合計
− セット割のために世帯で追加が必要な必須オプション月額(光電話・指定オプションなど、世帯で1つ)
= 実質メリット
光電話などの必須オプションは世帯で1つだけの出費です。だからこそ、対象回線が1回線だけの世帯と2回線ある世帯では、同じ割引制度でも手元に残る金額が大きく変わります。すでに光電話を利用中の世帯では追加負担が0円になるため、メリットは割引総額そのものになります。
自宅ネット自体をまだ決めていない場合は、先に新生活の自宅インターネット比較(BIGLOBE光・auひかり・SoftBank Air)で、工事可否・提供エリア・回線料金を確認してください。この記事は、その3サービスが前提のセット割の深掘りです。
結論:二人とも対象プランなら、残る金額はこの順
二人とも対象プランのスマホを契約している場合の、実質メリット(月額)の比較です。割引額の大きさだけでは順位が決まらず、必須オプション代を引いたあとで順位が入れ替わります。
| 組み合わせ | 割引合計(月) | 必須オプション(月・世帯1つ) | 実質メリット |
|---|---|---|---|
| SoftBank Air + ワイモバイル(シンプル3/シンプル2 M・L) | 3,300円(1,650円×2回線) | 0円で仮置き(Airの指定オプションは未確認) | 月 +3,300円(年 +39,600円) |
| SoftBank Air + ソフトバンク(ペイトク2/テイガク無制限) | 2,200円(1,100円×2回線) | 0円で仮置き(同上) | 月 +2,200円(年 +26,400円) |
| BIGLOBE光 + auスマートバリュー(au 2回線) | 2,200円(1,100円×2回線) | BIGLOBE光電話 550円 | 月 +1,650円(年 +19,800円) |
| BIGLOBE光 + UQ 自宅セット割(トクトクプラン2、2回線) | 2,200円(1,100円×2回線) | BIGLOBE光電話 550円 | 月 +1,650円(年 +19,800円) |
| auひかり + auスマートバリュー(au 2回線) | 2,200円(1,100円×2回線) | auひかり電話 770円 | 月 +1,430円(年 +17,160円) |
| auひかり + UQ 自宅セット割(トクトクプラン2、2回線) | 2,200円(1,100円×2回線) | auひかり電話 770円 | 月 +1,430円(年 +17,160円) |
| BIGLOBE光 + BIGLOBEモバイル(ベーシックコース分のみ) | 220円相当(回線単位かどうかは未確認) | なし | 月 +220円相当(年 +2,640円相当) |
ポイントは3つです。第一に、割引合計が同じ2,200円でも、電話代550円のBIGLOBE光と770円のauひかりでは残額が220円違います。第二に、ワイモバイルのシンプル3は割引額自体が1回線1,650円と大きく、Air側に追加負担の確認が取れていない分(仮置き)を差し引いても最大です。第三に、BIGLOBEモバイル割の220円相当は金額が小さく、単独では回線選びの決め手にはなりません。
BIGLOBE光:au・UQのセット割は、電話550円を引いても月1,650円残る
auスマートバリュー/UQ 自宅セット割(インターネットコース)
BIGLOBE光にBIGLOBE光電話をセットで使うと、auスマホやUQ mobileの対象プランが割引されます。割引額はプランで異なり、auの使い放題MAX 5Gやauバリューリンクプランなどは1回線あたり1,100円、スマホミニプラン/ピタットプラン 5Gなどは550円です。UQ mobileはトクトクプラン2/トクトクプラン/ミニミニプランが1,100円、くりこしプランS/M+5Gは638円、くりこしプランL+5Gは858円です。対象はBIGLOBE光1契約につき最大10回線までです。出典:BIGLOBE×au/BIGLOBE×UQ
条件になるBIGLOBE光電話の基本プランは550円/月(世帯で1つ)です。光電話機器利用料220円は、BIGLOBEから機器をレンタルした場合などに「BIGLOBE光電話セット割 −220円」で相殺されます。電話の初期費用・通話料・ユニバーサルサービス料等は別途かかります。出典:光電話の料金
割引 1,100円 × 2回線 = 2,200円 − 光電話 550円 = 実質 +1,650円/月
適用にはセット割自体の申し込みが別途必要で、適用は申込翌月以降です。同居・別居の家族とも対象ですが、固定サービスとスマホの契約者が別姓・別住所の場合は、店頭手続きと家族関係を証明する書類が必要です。UQの自宅セット割は家族セット割(550円)と重複適用されず、自宅セット割が優先されます。
BIGLOBEモバイル割は220円相当。決め手にはならない
BIGLOBEモバイルの利用者は、支払いに含まれる「ベーシック」コースの月額基本料金220円がかからず、毎月220円相当安くなります。スマホ料金からの直接割引ではなく、コース料金の免除という形で、必須オプションはありません。出典:BIGLOBE公式FAQ
ただし、公式FAQには回線単位の記載がなく、二人ともBIGLOBEモバイルでも合計440円相当になるかは確認できませんでした。また、au/UQのセット割と併用できるかどうかも公式ページで明示を確認できていません。金額の小ささと合わせて、この割引単独で回線を選ぶ理由にはしないのが無難です。なお公式FAQには「2026年2月ご利用分より『ベーシック』コースは廃止となります。ただし、お支払い金額に変更はありません」とのお知らせがあるため、ここでは金額面の表現に留めます。
BIGLOBE光の申込条件を確認する
住所・住居タイプ、1ギガ3年プランの取扱い、光電話の要否、セット割の対象プランと特典の適用条件を確認してください。
広告/申込先の料金・工事・特典条件を確認。この記事の公式特典が必ず付くという案内ではありません。
auひかり:割引は同じ1,100円でも、電話770円で残額は最小
auスマートバリュー
auひかりを「ネット+電話」で使うことが条件で、auスマホの現行対象プラン(auバリューリンクプラン/auバリューリンク マネ活2/使い放題MAX+/スマホミニプラン+/シニアバリュープラン等)は1回線あたり1,100円/月の割引、U18バリュープランは550円です。対象の固定サービス1回線につき、au携帯電話(タブレット・PC含む)は最大10回線まで適用できます。出典:auひかり ホーム1ギガ/出典:スマホミニプラン+
条件のauひかり電話は770円/月(世帯で1つ)です。au公式の加入例でも、ずっとギガ得プラン(au one net、1年目)はネット5,610円+電話770円=6,380円/月と、電話は「ネットのみ」との差額として示されています。また戸建てでは、ネット+電話の申込で受けられる初期費用相当額割引の案内があり、電話を外すと初期費用の割引にも影響する構造です。セット割と工事費割引の両面で電話が前提になっている点は、見落としやすいポイントです。
割引 1,100円 × 2回線 = 2,200円 − 電話 770円 = 実質 +1,430円/月
申し込みはauひかりの申込とは別手続きで必要です。適用は申込翌月以降で、割引額は月末時点の加入プランで判定され、条件を満たさない月は適用されません。固定サービスとau携帯の契約者が同一姓・同一住所の場合に申し込めます。別姓・別住所の家族は店頭手続きと家族関係の証明書が必要です(すでに家族割を組んでいる場合を除く)。50歳以上の家族は別住所でも申し込めます(家族証明のみ)。ずっとギガ得プランは契約期間3年で、更新期間外の解約・プラン変更では契約解除料4,730円がかかります。
UQ mobile 自宅セット割(インターネットコース)
UQ mobileのトクトクプラン2は1回線あたり1,100円/月の割引です。対象サービス1契約につきUQ回線は最大10回線まで(家族のau回線と合わせて10回線まで。au回線自体は自宅セット割の割引対象外)です。auひかり側の条件は「ネット+電話」で、電話の月額利用料770円が別途必要です。申し込みが必要で、インターネットコースとでんきコースは重複適用されずインターネットコースが適用され、家族セット割とも重複せず自宅セット割が優先されます。契約者と別姓・別住所の場合は店頭手続きと家族関係を証明する書類が必要です。出典:UQ 自宅セット割の対象インターネット/出典:UQ公式ショップ
なお、UQのコミコミプランバリューは、公式の対象プラン一覧でセット割対象として確認できませんでした。対象かどうかは申込前に公式で確認してください。au 1回線+UQ 1回線の混合世帯でも、auスマートバリューと自宅セット割が各回線に1,100円ずつ付き、電話代は世帯で770円の一度きりの追加で済むため、実質メリットはau 2回線の場合と同じ+1,430円/月になります。
auひかりの提供タイプと申込条件を確認する
住所・建物で利用できるタイプ、プロバイダ、電話・Wi-Fiの追加費用、工事費の残額と特典条件を確認してください。
広告/掲載したau one netの料金例・割引条件と、申込先が扱うプロバイダの条件は分けて確認してください。
SoftBank Air:電話条件がなく、割引がそのまま残る構造(仮置き前提)
おうち割 光セット(ソフトバンク)
ソフトバンクの対象プラン(ペイトク2/テイガク無制限の加入例)では、おうち割 光セットで1回線あたり1,100円/月の割引が案内されています。二人とも対象プランなら合計2,200円/月です。それ以外のプランの割引額一覧は公式の専用ページ本文で確認できなかったため、ここでは代表プランの1,100円のみを使います。出典:おうちスマホ割
おうち割 光セット(A)(ワイモバイル)
ワイモバイルでは割引額が大きく、シンプル3 S/M/Lとシンプル2 M/Lは1回線あたり1,650円/月、シンプル2 Sは1,100円、シンプルS/M/Lは1,188円です。固定通信サービス1回線につき携帯電話回線は最大10回線まで適用できます。二人ともシンプル3(またはシンプル2 M/L)なら、割引合計は3,300円/月です。出典:ワイモバイル おうち割
申し込みが必要です(My Y!mobile、またはワイモバイルショップ)。対象の固定サービスにはSoftBank Airのほか、SoftBank 光/光+(自動更新ありプラン)などがあります。ワイモバイル回線と固定通信サービスの名義が異なる場合は、家族(血縁・婚姻)または同住所であることを確認できる家族確認書類(戸籍謄本・住民票等、発行から3カ月以内のもの)が必要です。家族割引サービスとは重複適用されません。二人ともワイモバイルの場合、「家族割引(2回線目以降の割引)」と「おうち割(全回線への割引)」は同時に受けられないため、おうち割が適用される前提で比べる必要があります。
指定オプションは「未確認」。0円仮置きの前提を明記する
繰り返しになりますが、ワイモバイル公式のおうち割ページで「指定オプション550円/月〜」と明記されているのは、SoftBank 光の加入例(基本料5,720円+指定オプション550円〜)です。SoftBank Airの加入例は基本料5,368円/月のみで、指定オプションの金額提示はありません。Air利用時に指定オプションが必要かどうかは公式ページで確認できなかったため、この記事の計算は指定オプション0円の仮置きです。「Airはオプションなしで済む」とは断定できません。申込前に、Airでの指定オプションの要否と月額を公式・申込先で必ず確認してください。
割引 1,650円 × 2回線 = 3,300円 − 指定オプション 0円(仮置き・未確認)= 実質 +3,300円/月
もう一点、Air自体のコストの注意です。Air 4G/5G共通プランの基本料は5,368円/月で契約解除料金はありませんが、2026年12月1日から月額基本料が+330円改定され、5,698円/月になります。セット割の割引額自体は変わりませんが、「Air+セット割」の総合評価は改定後の5,698円を前提に考えるのが安全です。端末(Airターミナル)の分割残債や登録住所以外で使えないといったAir固有の注意は、第1弾の比較記事でまとめています。
SoftBank Airの設置先と購入条件を確認する
設置先の提供可否、指定オプションの要否と月額、端末の機種・販売価格・分割回数、12月以降の月額、解約時の残債を確認してください。
広告/異なる機種・特典の条件と混ぜずに確認してください。
1回線だけだと、ここまで目減りする
必須オプション代は世帯で固定のため、対象回線が1回線だけの世帯では、割引の多くが電話代で消えます。パートナーが別キャリアだったり、対象外プランだったりする場合は、こちらの表が実態に近くなります。
| 組み合わせ | 1回線のみ | 2回線(本命ケース) | 差が出る理由 |
|---|---|---|---|
| BIGLOBE光 + au/UQ | +550円 | +1,650円 | 電話550円は世帯固定費。回線が増えるほど薄まる |
| auひかり + au/UQ | +330円 | +1,430円 | 電話770円が重く、1回線では割引の7割が消える |
| SoftBank Air + ソフトバンク | +1,100円 | +2,200円 | 追加オプションなし(仮置き)のため回線数に比例 |
| SoftBank Air + ワイモバイル(シンプル3) | +1,650円 | +3,300円 | 割引額自体が最大+追加負担なし(仮置き) |
| BIGLOBE光 + BIGLOBEモバイルのみ | +220円相当 | 未確認(440円相当と断定できない) | コース料金免除型で、回線単位の記載が公式にない |
特にauひかりは、1回線だけだと月+330円まで目減りします。「最大1,100円割引」の見出しだけで選ぶと、最も過大評価しやすい組み合わせです。逆に、対象プランでない回線(割引額が550円になるプランなど)が混ざる世帯では、2回線でも合計が下がります。二人のプラン名をそろえて確認してから計算し直しましょう。
申し込む前に、この4つを確認する
- 二人のスマホのプラン名が、それぞれセット割の対象プランに入っている。
- セット割のために追加する電話・オプションの月額を、世帯の出費として引いて計算した。
- セット割の申し込み手続き(回線の申込とは別)と、適用が翌月以降になることを把握した。
- 別姓・別住所の場合は、店頭手続きと家族関係を証明する書類の要否を確認した。
二人とも同じキャリア系の対象プランを使っている世帯ほど、セット割は効きます。片方だけ対象なら、割引を過大に見ず、この記事の1回線の数字で判断してください。自宅ネット自体の選び方は新生活の自宅インターネット比較に戻って確認できます。
確認した公式ページ
すべて2026年10月26日(日本時間)確認。割引額・対象プランは変更される場合があります。申込時には最新の提供条件書と見積もりを確認してください。
- BIGLOBE光公式:FAQ(BIGLOBEモバイル割「ベーシック」コース220円相当、au・UQセット割の案内)
- BIGLOBE公式:auスマートバリュー(対象プラン・割引額・最大10回線・申込条件)
- BIGLOBE公式:UQ mobile 自宅セット割(対象プラン・割引額・家族条件)
- BIGLOBE光電話公式(基本プラン550円、機器利用料220円、セット割−220円)
- au公式:auひかり ホーム1ギガ(ネット5,610円+電話770円=6,380円の加入例、ずっとギガ得プラン)
- au公式:スマホミニプラン+(auスマートバリュー −1,100円の内訳)
- UQ公式:自宅セット割(インターネットコース)対象インターネット一覧(加入例・最大10回線・別姓・別住所の手続き)
- UQ公式ショップ(トクトクプラン2と自宅セット割の案内)
- ソフトバンク公式:おうちスマホ割(おうち割 光セット −1,100円、SoftBank 光の指定オプション550円〜の加入例)
- ソフトバンク公式FAQ:SoftBank Airで加入できる料金プラン(Air 4G/5G共通プラン 5,368円/月、契約解除料金なし)
- ワイモバイル公式:おうち割(おうち割 光セット(A)のプラン別割引額、最大10回線、家族確認書類、SoftBank Air加入例5,368円/月・2026年12月1日から+330円改定)